Curaでプリント設定の保存・インポート・エクスポートする方法

Ultimaker Curaで3Dプリンターのプリント設定を詳細にすることができます。設定したデータ(プロファイル)の保存、保存データとの比較、読み込みする機能について解説します。



Ultimaker Curaでプリント設定(プロファイル)の保存方法

Ultimaker cura プロファイル保存方法

Curaのカスタム設定で設定したプロファイルの保存はこの項目から行います。

[Create profile from current settings/overrides...(今の設定/無効からプロファイルを作成する)]
現在の設定データの新規保存

[Update profile with current settings/overrides...(現在の設定/無効にプロファイルをアップデートする]
現在の設定データの上書き保存

[Discard current changes(今の変更を破棄する)]
設定変更の部分を保存時に戻す




画像の状態だとデフォルト設定の[Standard Quality - 0.2mm]を選択してから変更を加えていないので文字が白抜きで操作できません。


Ultimaker Cura デフォルトから設定変更後

例えばプレートへの密着性の項目[Bulid Plate Adhesion(ビルドプレート密着性)]の項目をデフォルトのSkirt(スカート)からBrim(ブリム)に変更すると赤枠の矢印ボタン(↩︎)が表示されます。
この矢印ボタン(↩︎)が表示されている状態が保存されているプロファイルから変更された項目です。矢印ボタンをクリックすると元の設定であるSkirt(スカート)に戻ります。

矢印ボタン(↩︎)の左側にある鎖のマーク🔗はエクストルーダー(ノズル)が2つ以上ある機種の場合、全てのエクストルーダー(ノズル)の設定が変更される項目という意味です。高級機種でない限りほとんどノズルは一つしかないので気にせずとも問題ありません。


Ultimaker Cura 設定変更 保存画面

保存されているプロファイル設定から変更がある状態でメニューを見ると保存の項目が選択できます。


この場合、デフォルト設定からの変更のため上書きはできないので
[Create profile from current settings/overrides...(今の設定/無効からプロファイルを作成する)]
[Discard current changes(今の変更を破棄する)]
の2項目のみ操作可能です。



Ultimaker Curaの設定プロファイルをインポート、エクスポート

インポート(読み込み)する方法

Ultimaker Cura プロファイル設定インポートの説明

[Print settings(プリント設定)] ⇨ [Profile(プロファイル)] のプロファイル選択欄から一番下の [Manage Profiles(プロファイルを管理する)] をクリック



Ultimaker Cura プロファイル設定インポート画面

[Import(取り込む)] をクリックして拡張子.curaprofileのプロファイルデータを選択してインポートできます。

取り込んだプロファイルデータは[Print settings(プリント設定)] ⇨ [Profile(プロファイル)] のプロファイル選択欄に追加されているので、選択して使用できます。




エクスポート(保存)する方法

Ultimaker Cura プロファイル設定インポートの説明

上述と同様に
[Print settings(プリント設定)] ⇨ [Profile(プロファイル)] のプロファイル選択欄から一番下の [Manage Profiles(プロファイルを管理する)] をクリック

Ultimaker Cura プロファイル設定エクスポート

[Export(書き出す)]をクリックして設定データを名前をつけて新規保存できます。



その他プロファイルの操作

Ultimaker Cura プロファイル管理 操作方法

その他プロファイル管理の操作については

[Activate(アクティベート)]
選択したプロファイルを現在の設定に適用

[Duplicate(複製)]
プロファイルデータのコピー

[Remove(取り除く)]
選択したプロファイルの削除

[Rename(名を変える)]
選択したプロファイルの名前の変更





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