Ultimaker Curaはたくさんの設定項目があり、どのように設定したら綺麗にプリントできるのか、若しくは精度はそこそこに早くプリントできるのか、設定項目を一つずつ試していては時間とフィラメントのが大量に必要になってしまいます。Curaのおすすめ設定と海外サイトで有志の方々が3Dプリンターの機種別にベストなプロファイル設定を共有しているサイトやコミュニティがあるので紹介します。
Curaを初めて使う場合は推奨(Recommended)設定を使ってみる

Curaのこの初期設定で出てくる推奨設定モードはただ単に設定項目の表示を減らしてるのではなく、各3Dプリンターのモデル毎にユーザーエクスペリエンスを元に簡単にプリントができるように調整されているので初心者やカスタム設定をするベースとなるプロファイルになります。
初めて使う場合は設定による品質や強度の違いが分かるのでまず、推奨(Recommended)設定モードを使ってみましょう。
Creality Ender 3, Ender 5, CR-10, CR-10 Mini 向けプロファイルデータ
ネット上で情報の多いCreality Ender 3, Ender 5, CR-10, CR-10 Mini向けのプロファイルデータがダウンロードできるサイトを以下に紹介します。
Crealityの3Dプリンター以外にもVoxelab Aquila、ANYCUBIC Megaシリーズ、Vyper、ELEGOO NEPTUNEなど、ヒートベッドを搭載した門型の3Dプリンターであればこれらのプロファイル設定が使えるはずです。
CHEP
Ender 3、CR-10などCreality製の3Dプリンターの使い方やカスタマイズを主に紹介しているユーチューバー、チャックのWEBサイトです。


レイヤー高さが0.12、0.20、0.28の三種類に上面スムース、TPUフィラメント向け設定の7種類のプロファイルがZIPでダウンロードできます。
3D Printed Tabletop
3Dプリンターでゲームキャラクターのフィギュアを作っているユーチューバー、ダニーさんのWEBサイト


Curaのバージョン別にダウンロードできますが、プロファイルデータは1種類のみ。ミニチュアフィギュアやジオラマを印刷されているので小さくて綺麗なプリントに特化しています。
「レイヤー高さ0.08mm〜0.2mmの範囲、温度とリトラクションはプリンターに合わせて設定頂き、サポートが不要な場合は無効にしてください。」とのことです。
3D Printscape
Creality Ender 3のカスタマイズや使い方をブログとYouTubeで紹介しているロブさんのサイト

GenericがEnder3以外のその他一般3Dプリンターという意味。
Ender 3 と V2 向けにStandard Quality、High Quality、ミニチュアの3種類のデータがCuraのバージョン別に公開されています。
これらEnder3向けプロファイルをVoxelab Aquilaで使うには
記事にしました。
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