ユーザー数世界一のFDM 3DプリンターのスライサーソフトであるUltimaker CuraでVoxelab Aquilaを設定して使用できますが、Curaが標準で選択できるプリンターのリストにVoxelab Aquilaの設定がありません。どのようにCuraにプリンター追加の設定をするか解説します。
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Ultimaker CuraにVoxelab Aquilaを設定する方法
Add printerでCreality Ender3を選択
AquilaはEnder3のコピーですので、Ender3の設定で問題ありません。

Curaを起動した画面からAdd printer(プリンターを選択)をクリック

Creality Ender3を選択しますが、Printer nameは「Voxelab Aquila X2」と入力します。
[ Add (追加)]をクリック

画像の赤枠の数値を同じように入力し、Nextをクリック

Extruderの設定はそのままでNextをクリックして完了です。

Ender3の設定を流用しているのでビルドプレートにEnderの文字とマークが入ってしまいますが、これでAquila向けの3Dモデルをスライスできます。
なぜEnder3の設定を流用する必要があるのか

Voxelab Aquilaを買ったときに付属しているSDカードにCuraの設定方法のマニュアル(英語)があり、Curaのプリンターの選択はEnder3ではなく、「Custom FFF printer」の項目を選択して設定するように記載があります。
カスタム設定でプリンターを追加すると、トップ画面からノズルサイズの設定項目がなくなってしまう。また、以下リンクの記事で紹介している主にEnder3向けのプロファイルデータをインポートして使うことができませんでした。
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